今おすすめしたい材料
今おすすめしたい材料

医療分野でも活躍する加速度センサ

加速度とは速度の変化率を数値で表したものです。

車両の衝撃試験や、地震の揺れの強さを知る目安など、様々な用途で使用される数値ですが、近年では医療でも多く用いられています。

例えば、加速度センサを膝に固定すると、その人の膝に加わる力や、歩行周期、衝撃吸収性能などを知ることができます。

これにより、膝の健康状態を把握することができ、膝前十字靭帯損傷などの不調の原因を知る手がかりが得られます。

マイクロストーン株式会社が販売する圧電式の3軸加速度センサは、前後、側方、上下の3方向の加速度を同時に計測することが可能です。

この圧電式加速度センサは、変形が加わると電気が発生する「逆圧電効果」と、重力のような常に一定の加速度を維持しているものは検知しないという圧電素子の性質を利用しています。

そのため、高い加速度が発生しやすい高周波の振動や衝撃を計測する性能に長けています。

それに加え、小型で持ち運びが容易なので、患者や被験者への負担が少ないのが特長です。